
震災の影響で日本でのiPad2の発売は延期されました。発売がいつになるかはまだアナウンスされていません。
アメリカでのiPad2の発売と同時にiMovieもバージョンアップされ、iPhoneとiPadのユニバーサルアプリとなりました。しかしながらiPad版のiMovieはiPad2専用となっており、初代iPadにはインストールすることができません。
「fscklog: Schnell-Anleitung: iMovie auf dem iPad 1 installieren (ohne Jailbreak) [Update]」という海外サイトで初代iPadにiMovieをインストールする手順が載っていましたので早速試してみました。
結論から言いますと、初代iPadにiMovieはインストールできるのですがiTunesと同期する時にiMovieを削除しなければなりません。つまり常用はできないということです。したがいましてiPhone版のiMovieを持っている人でちょっとだけiPadで試してみたいという人以外にはおすすめはできません。
さて初代iPadへインストールする方法ですが、iPhone構成ユーティリティというソフトウェアを使います。iPhone構成ユーティリティは以下のページからダウンロードすることができます。
- iPhone 構成ユーティリティ 3.3 (Mac)

次にMacとiPadを接続しiPhone構成ユーティリティを起動します。
iPhone構成ユーティリティの「ライブラリ」からアプリケーションを選び、左上の「追加」のアイコンをクリックします。
その後ファイル選択の画面になりますので、「~/Music/iTunes/iTunes Media/Mobile Applications/iMovie 120.ipa」を選択します。

次に、「デバイス」に移りiPadを選択後「アプリケーション」タブを選択。そしてiMovieの項目の「インストール」ボタンを押せばインストールが始まります。

無事インストールに成功しました。初代iPadでもそんなに速度的に遅いと感じることはありませんでした。

直感的なインターフェイスで思い通りの動画が作成できそうです。

動画にテーマを設定してみました。雰囲気のある動画に仕上がります。

動画の書き出しはカメラロールやYouTube等にできるようです。

iPadとiTunesを同期すると上の画面が表示されます。ここでは「認証しない」を押さないと先に進めませんが、「認証しない」を押すとiPadからiMovieが削除されていまいます。初代iPadには非対応なのでしょうがないところです。
上の動画は初代iPad上のiMovie上で作成したムービーです。
▼アプリ情報
- タイトル: iMovie → App Store
- 価格: 600円
- カテゴリ: 写真
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