
今年は夏に廉価版のiPhoneが登場すると言われている。
価格が下がることによってスマートフォンの競争はさらに激化するのだろうか?
アップルとサムスンに忍び寄る、スマートフォンのコモディティ化による恐怖 | ガジェット速報
View original ggsoku.com アップルとサムスンに忍び寄る、スマートフォンのコモディティ化による恐怖 [ogi] 2013年3月30日 07:30 │コメント(91) 『HTCだろうがNokiaだろうがMotorolaだ…
現在スマートフォンはまだまだ普及途上中で、価格は高めで安定している。
iPhoneは原価はそれほど高くないと言われていて、その分、Appleの利益が多いと言われている。
詳しくは分からないが、サムスンのGalaxyも原価と利益率はiPhoneと大きくは違わないであろうと想像できる。
かつて高価であったパソコンも、構成されるCPUやメモリがグラフィックボードが定番のパーツが大量に製造されるようになると一気にパソコン本体の価格が下がった。
このことがスマートフォンでも起こるということを危惧しているのがこの記事の趣旨である。
スマートフォンではまだ安価と言えるAndroidは登場していないので、まだ先のことであると思うが、タブレット端末ではすでに価格競争に入っていると言える。
GoogleのNexus 7やAmazonのKindle Fire、そしてiPad miniが価格競争に入っていて、現在三つ巴の戦いと言っていいだろう。
しかし、タブレット端末はコモディティ化によって発声した競争というよりは、シェアをとるための価格競争であるので意味合いが変わってくる。
話を戻してスマートフォンでのコモディティ化による価格競争であるが、Appleが廉価版iPhoneを発売するのではないかと言われていて、今年の夏にはスマートフォンにおいても価格競争が始まるのではないかと言われている。
2万円台後半のiPhoneが発売されれば、一気に激化するであろう。
もちろんGalaxyもAmazonも黙ってそれを見ているわけにいかないであろう。
怖いのはAmazonで、Kidile Fireの低価格を見れば、スマートフォンにおいても低価格で発売するのは目に見えている。
Amazonは本体で儲けが出なくても、本や音楽を売って利益を出すという間接的な方法があるのでかなり思い切ったことができる。iPhoneにおいてもiTunes Storeがあるので同様である。
価格競争で苦しいのは、本体を売ることで利益を上げているサムスンではないかと思うが、Googleとの連携で安くできるのかもしれないし、独自OSを載せて価格競争に生き残る道を選ぶかもしれない。
いずれにしても今年は価格の安いスマートフォンが登場し、スマートフォンのシェアが劇的に変わる可能性のある年であると言えるだろう。