
iPhoneで資料をカメラで撮って、それをEvernoteに保存することをよくする。
資料の紙を真上から撮れれば、きちんとした長方形になるのだが、カメラの位置がちょっと斜めだと、資料の紙が長細い台形になってしまう。
最近のEvernoteにはそれを補正する機能があるが、昔撮った資料の写真もちゃんと補正したいと思った。
iPhoneのアプリの中で、台形を補正するアプリが色々ある。
だが、iPhoneで作業するには大変なので、Macで補正できるアプリケーションがないか調べた。
それ専用のアプリは無いが、「GIMP」というオープンソースの画像加工ソフトの機能で台形を補正する機能があることがわかった。
正式には台形を補正するのではなく、遠近感を補正する機能らしい。
早速使ってみた。
まずは元の画像。奥に行けば行くほど幅が狭くなっている。

この画像をGIMPで開き、左のツールバーの「Perspective Tool」のアイコンを押す。
すると下の画像ように線がたくさん引かれたようになるので、4つの角の四角を移動させて、紙が長方形になるように修正していく。

調整していき、紙の資料が長方形になったらOK。

余分なところを切り抜いたら以下のようになる。

画像加工ツールのGIMPは以下から入手可能である。
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