
先日、メジャーアップデートされたOS X Yosemiteを数日使ってみた。
OS XとiPhoneの連携機能等の新機能が追加されたが、私はそれよりもSafariのアップデートが一番良かったと思っている。
今やコンピュータで一番使うアプリケーションはウェブブラウザだ。ウェブブラウザが快適でないとそのコンピュータは使いづらいと言ってもいいかもしれない。
つい先日まで私のメインブラウザはGoogle Chromeであった。
Google Chromeは読み込みが早く、しかも拡張機能が豊富でパワフルだ。常時使用するには充分なブラウザだ。
しかし、そのChromeを超えたと思えるのがSafari 8.0だ。
Appleは先日のイベントでSafariのJavaScriptが他のブラウザに比べて速いと言っていたが、確かに速くなっている。
それが実感できるのがGMailだ。
ChromeでGmailを操作している時に比べ、二割ほど速く動作しているように思える。
SafariとChromeではメモリの使い方が違うだろうから、公平な判断はできないかもしれないが、私の体感ではSafariのほうが速い。
そして、私が魅力的に感じたのはSafariのUIだ。
凄くシンプルなUIになっており、ゴチャゴチャ感が全く無い。
Safariのように歴史が長いソフトウェアというのは、色んな機能を取り込んでUIがゴチャゴチャになりがちであるが、Safariは非常にシンプルにまとまっている。
確かにChromeの多くの拡張機能を捨ててSafariに移行するのは冒険な気もする。
Safariの拡張機能にEvernoteとPocketがあるので、後はなんとかなりそうだと思いながらしばらくはSafari一本で頑張ってみようと思う。