自分の為の本当の効率化のノウハウ




 今日はアナログもの。

 スティーブン・R・コヴィー著、「7つの習慣」という本に以下の様な一節があります。

 しかし、効率を上げることが、本当に問題の根本的な解決になるのだろうか。より少ない時間でより多くのことを成し遂げるだけで、本当に生活が良くなるのだろうか。もしかすると効率を上げることによって、今自分の人生をコントロールしている状況や人に反応する速度が早まるだけではないか。もっと深く根本的に見なければならないことはないだろうか。時間、人生、自分自身についてのパラダイムがこの問題をつくり出しているということはないだろうか。

 現代は効率社会です。
 費用に対する成果物等、様々な効率化が求められています。

 仕事術に関しても、書籍、セミナー、ネットの情報等様々なものがあります。
 その情報を仕入れ、仕事に活かし、仕事を効率化するというのは我々の常識になっています。

 しかし、「仕事を効率化する」事の根本的な理由を考えてみた事がありますでしょうか。

 仕事を効率化すれば、成果も多くなり、収入も増え安定した生活が送れる。

 はたして、そうでしょうか。

 仕事を効率化し、収入も増えたのにもかかわらず精神的には安定していないという状況も少なくないのではないでしょうか。
 これでは、自分の一生を長い目で見た時、幸せであったということにはならないのではないでしょうか。

 「仕事を効率化する」ということはとても重要なことです。
 しかし、安易な効率化は、人生を幸せに送ることには繋がりません。

 「なぜ効率化するのか」「効率化すると何が得られ、何が失われるのか」「効率化の本質は何なのか」を考える必要があります。

 ちまたでは「効率化するためのノウハウ」が氾濫しています。
 一見、とても便利で自分の仕事に役に立ちそうなものばかりです。
 しかし、自分の信念や目標に沿ったものではないと、本当に自分の役に立つ「効率化するためのノウハウ」にはなりません。

 本当の「効率化するためノウハウ」は自分の中にあります。
 自分が今までその仕事をしてきたのですから自分の中にあるはずなのです。
 それに気づけないだけなのです。

 他人が提唱する「効率化するためのノウハウ」の情報を得ることは、「自分の中にある効率化するためのノウハウ」を引き出すためのきっかけに過ぎないのです。

 ものの根本的な本質を見抜き、自分にどう活かすのかを時間をかけて取り組むことによってのみ、本当の効率化のノウハウは得られるのです。

 本やセミナー、ネット等で「効率化のノウハウ」を学んだ時には、自分の中にあるものと照らし合わして、「自分の為の本当の効率化のノウハウ」に書き換える必要があると言えるでしょう。


7つの習慣―成功には原則があった!
スティーブン・R. コヴィー ジェームス スキナー Stephen R. Covey 川西 茂
キングベアー出版 (1996/12)
売り上げランキング: 1220
おすすめ度の平均: 4.5
5 もう他の自己啓発本はいらない
4 内容はいいです
3 内容最高、和訳最低







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2007年3月14日 10:09に投稿されたエントリーのページです。

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