仕事の価値を自分の中から見いだす




 今日はアナログもの。

 ナポレオン・ヒル著、「成功哲学」という本に以下のような一節があります。

 ひと昔前の資料によると、アフリカのある地域では、九人の人間を養う作物を作るのに、八人の人間が必要だったという。しかし幸いなことに、優れた農業技術と優れた農業機械が全世界に広まりつつある。八人の農夫が八台のトラクターを操縦して、選りすぐった種を蒔き、化学肥料を使えば、800人いや、8000人分の食料をつくり出せるようになるだろう。
 だが、彼らはそれで裕福になれるだろうか。彼らが真に裕福になるために必要なのは、他人が成し遂げたものを受け取るのではなく、自分たちの力で豊かになることができるのだ、という考え方を持って、それを実行することである。富は常に心の中で始まるものなのだ。

 パソコンが普及し、私達の仕事の内容は急激に変化をしています。
 十数年前までは、丸一日かかってやっと終了する仕事も、現在ではパソコンを使えば4,5分で終了してしまう事もしばしばあります。
 しかし、その分我々が裕福になったかというと、必ずしもそうではないと言えるでしょう。

 確かに金銭的な面だけを考えれば、裕福になったと言えるかもしれません。
 しかし、心の豊かさを考えてみたとき、逆に貧しくなったのではないかと言わざるをえません。

 パソコンの無かった時代には「どのようにしたら効率良く仕事をすることができるか」など、様々な工夫と知恵を使っていたと思います。
 しかし、パソコンがある現代は「パソコンがやってくれる」と思い、工夫もせず、知恵も出さず、毎日のルーチンワークをこなす事に必死になっています。

 両者の間には仕事に対する情熱が違っていると言えるでしょう。

 現在自分が携わっている仕事について、「パソコンがない時代だったらどのような方法でするか」という事を考えてみるのもいいかもしれません。

 本当の仕事の価値というものは、仕事の中にあるのではなく、その仕事を行う自分の中にあります。
 その仕事をこなしていく意思の中に、心の豊かさがあるのではないでしょうか。
 是非一度、パソコンがない時代の事を想像しながら、自分の仕事をしてみてください。


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2007年3月17日 10:19に投稿されたエントリーのページです。

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