話し方入門 第2章:自信は周到な準備から

 今日はアナログもの。

 今日も、D・カーネギー著、「話し方入門」という本を読んでいてのメモや自分なりの考察を書きたいと思います。
 今日は、「第2章:自信は周到な準備から」というセクションです。

 スピーチの準備をするにあたって、「何も話すことはない」と途方に暮れていてはいけません。
 本やテレビ、ネットの情報の受け売りでは、スピーチの内容の薄さに聴衆は離れていってしまうでしょう。

 それは、あなたの思い、あなたの考え、あなたの信念、あなたの望みを、組み立てることなのです。そういう思いや願望を、あなたは持っているのです。
 P29

 スピーチの準備とは、考えること、さらに深く考えること、思い出すこと、最も心を引かれるものを選び出すこと、それらに磨きをかけて一つのパターンにまとめ、あなたの独自のモザイク模様を作ることです。
 P29

 聴衆は一般論を聴きたいわけではありません。スピーチをする人の信念、考え方、意見を聞きたいものなのです。

 この、卵を抱いて孵化させるプロセスで、ときどき彼は、いらなくなった封筒や紙切れ、紙袋からちょっとちぎってきたものなど、とにかく手近の紙に、メモや断章、文章を書き散らします。それを帽子の中に放り込み、いよいよという時まで、つまり腰を落ち着けて素材を順序立て、全体を通して書いてはまた書き直し、最後に仕上がって演説や出版の段どりになるまで、そのままにしておくのです。
 P34

 準備は一晩にしてできるものではなく、常にどのようなことに自分が興味があるのか、それについて自分がどう考えているのか、それについて自分がどれだけ知っているのかを十分に考察する必要があります。
 それには常にアンテナを張り、情報収集し、自分の考えが新しい何かにかわるまで情報を寝かす必要があります。

 スピーチの準備にも、同様に、たくさん集めた素材の中から何を取るか的確に見わけて不必要なものを思い切りよく捨てる気概が肝要です。百集めて、九十を捨てるその心意気です。
 P45

 情報をすべて吐き出そうとはせず、自分が集めた情報の選別をする必要があります。
 情報を切り捨てるというよりも、ますます洗練した情報に磨き上げるという表現のほうが正しいかもしれません。

 実際に記事として読者に紹介できる知識はわずかでも、自分が知っていて表に出さないいろいろな情報は、実際に表に出たわずかなものに迫力を与え、色彩を添える、ということに彼女は気づいていたからです。
 P47

 スピーチで使われる情報が少なくても、たくさんの情報を知っているということは、スピーチに力を与えてくれます。
 すなわち、たくさんの情報を知っている者からの発言は、言葉にしていない情報も聴衆に伝えることができるのです。

 スピーチでも普段の仕事でも、準備を十分にしておくというのは共通です。
 普段の準備が本番の時に力を発揮する源になるのです。

■関連エントリ
話し方入門 まとめ
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