今日はアナログもの。
今日も前回に引き続き、今日もD・カーネギー著、「話し方入門」からの考察とメモです。 今日は、第7章、「話し手の態度と人柄」という項目です。
様々なスピーチのテクニックを覚え、いざ聴衆の前でスピーチをするという時に、なにか心構え的なものはあるのでしょうか。
自分の個性を最大限生かしたいと思うなら、しっかり休養してから聴衆の前に現れましょう。疲れた話し手には人を引きつける力も魅力もありません。
P150
これは言うまでもありませんが、疲れを取っておくということですね。
疲れきった顔をしている人のスピーチなど、誰も聞きたくありません。
では、他には何があるでしょうか。
大切な話しをしなければならない時は、食欲に用心しましょう。聖者のように控え目に食べることです。いつも日曜日の午後は、米国の著名な牧師ヘンリー・ウォード・ピーチャーは五時にクラッカーと牛乳で軽食をとり、そのあとは何も口にしなかったものです。
P151
お腹がいっぱいの状態というのは、胃や腸に活力を奪われていまい、脳の回転が悪くなってしまいます。空腹すぎるのもいけませんが満腹状態というものいけないでしょう。
では、身だしなみについてはどうでしょうか。
成功しそうな外見をしていることで成功するだろうと考えやすくなり、その結果成功しやすくなる、と彼らは言っています。服装がそれを着る人に与える影響は、このように大きいのです。
P153
人間というのは服装に影響されやすいということですね。
見る側からもそうですが、自分がきちんとした服装をしてるというのは、自信を増進するわけです。
実際は、どんな聴衆でも、散らばっていては、なかなかこちらの言うことに心を動かされないということです。広いがらんとした空間と聴衆の中空席ほど感興を削ぐものはありません。
(中略)
一ヶ所に集めれば、半分の努力で聴衆を引きつけることができます。
P157
聴衆を一ヶ所に集めることによって、群集心理を活用するのですね。
聞く人に人数が少ない場合には、狭い部屋でスピーチをする等の工夫も有効ですね。
聴衆がかなりの大人数であったり、話し手がどうしても高い所に上がらなければならない理由あるいは必要性がある場合以外、壇には上がらないようにしましょう。聴衆と同じ高さで聴衆の近くに立つことです。形式的なことはいっさいやめて互いに親しく触れ合うようにします。対話をするような雰囲気を作るのです。
P158-159
自分と聴衆の差を少なくすることが、心の壁を取り払う秘訣になるということですね。
聴衆との親密さもスピーチの成功を左右するカギということです。
顔にしっかり光を当てましょう。聴衆はあなたの顔を見たがっています。あなたの顔に現れる微妙な変化は、自己表現のプロセスの一部、それも非常にリアルな部分なのです。時折それはあなたの言葉以上のものを物語ます。
P160
声だけがスピーチの表現手法ではないということですね。
表情がスピーチに感情を持たせ、より話しが聴衆に伝わりやすくなるということです。
同じ理由から、話し手は背景を心地よくさせなければなりません。私の考え方からすれば、理想的な配置は物をいっさい置かないということです。話し手の後ろや両側には、濃紺のビロードのカーテン以外、注意を引くものは何も置かないようにしましょう。
P161
聴衆の視界に余計なものが入らない工夫をしなさいということですね。
スピーチをする人の話に集中できる環境を、あらかじめ作っておくことが重要ということになります。
では、今日のまとめです。
- スピーチの前には疲れを取っておく
- スピーチの前の食事は控え目に
- 服装を整えておくこと
- 聴衆を一ヶ所に集める
- 壇には上がらない
- 表情を見やすくしておく
- 背景には何も置かない
以上がスピーチ際の心構えとなります。
■関連エントリ
・話し方入門 まとめ
・話し方入門 第12章:言葉づかいを改善する(手帳2.0)
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・話し方入門 第10章:わかりやすく話すには(手帳2.0)
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・話し方入門 第8章:スピーチの始め方(手帳2.0)
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・話し方入門 第5章:スピーチの成功に欠かせないもの(手帳2.0)
・話し方入門 第4章:記憶力を増進する(手帳2.0)
・話し方入門 第3章:有名演説家はどのように準備したか(手帳2.0)
・話し方入門 第2章:自信は周到な準備から (手帳2.0)
・話し方入門 第1章:勇気と自信を養う (手帳2.0)
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良本ではあるが...
Not Carnegie's best book
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