【人に好かれる六原則】 原則2:笑顔を忘れない

 今日はアナログもの。

 前回に引き続き、今日もD・カーネギー著、「人を動かす」からの考察とメモです。
 今日は、「人に好かれる六原則」の「原則2:笑顔を忘れない」という項目です。

■笑顔で接する

 笑顔はいいものですね。
 人が見せてくれる笑顔もいいですが、自分が人にする笑顔も気持ちのよいものです。
 この「笑顔」が、人とのコミュニケーションを構築する上で、重要なポイントであるとD・カーネギーはこの章で結論づけています。

 笑顔を見せる人は、見せない人よりも、経営、販売、教育などの面で効果をあげるように思う。笑顔のなかには、渋面よりも豊富な情報がつまっている。
 P93



 確かに、笑顔は様々な情報を持っていると思います。例を挙げてみると。。

  • 私は楽しいです
  • 私は気分が良いです
  • あなたに敵意は持っていませんよ

 もっと他にもあると思いますが、「笑顔を見る側」から考えると安心感を得られることがわかります。

■笑顔の効果

 この「笑顔」ですが、ビジネスにおいても役に立つと、D・カーネギーは言っています。
 しかも、笑顔を直接見せなくても効果があると。

 笑顔の効果は強力である。たとえその笑顔が目に見えなくても、効果にかわりがない。アメリカ中の電話会社が実施しているひとつの企画がある。”電話パワー”と名づけられたこの企画は、サービスや商品を売るのに電話を使うセールスマンたちを対象にするので、「電話でセールスをするときは、笑顔を忘れるな」というのがモットーなのである。”笑顔”は声にのって相手に伝わるというのだ。
 P93

■笑顔は伝わる

 では、なぜ、笑顔はこんなにコミュニケーション上重要なのでしょうか。

 自分とつき合って相手に楽しんでもらいたい人は、まず相手とつき合って自分が楽しむ必要がある。
 P94-95



 なるほど。
 自分が楽しいことを相手に伝える手段が「笑顔」であるということですね。

 視覚は聴覚の10倍以上の情報量を処理できるという話を聞いたことがあります。
 「楽しい」という言葉を聞くよりも、「笑顔」を見ることのほうが情報として伝わりやすいということも言えると思います。

■楽しくない時には

 しかし、自分の機嫌が悪いときや、心配事がある時等はどうしても笑顔をつくることはできません。
 そういう時はどうしたら良いのでしょうか。

 「動作は感情にしたがって起こるように見えるが、実際は、動作と感情は並行するものなのである。動作のほうは意志によって直接に統制することができるが、感情はそうはできない。ところが、感情は、動作を調節することによって、間接に調節することができる。したがって、快活さを失った場合、それを取りもどす最善の方法は、いかにも快活そうにふるまい、快活そうにしゃべることだ・・・」。
 P97



 つまり、「楽しいから笑顔になる」という順番を逆にすればいいのですね。
 「楽しくない」→「笑顔」→「楽しい」というわけです。
 無理して笑顔を作っていれば、やがて気分も楽しくなるということですね。

 それでは、今日のまとめです。

  • 笑顔には豊富な情報がつまっている
  • 相手に楽しんでもらいたければ、まず自分が楽しむ
  • 楽しくないときでも、笑顔を作っていればやがて楽しくなる

■関連リンク

人を動かす 新装版
人を動かす 新装版

posted with amazlet on 07.05.03
デール カーネギー Dale Carnegie 山口 博
創元社 (1999/10)
売り上げランキング: 105
おすすめ度の平均: 5.0

5 新年度に買うには最適な本
5 一応レビュアーとしての仁義
5 動かされた

スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク