今日はアナログもの。
前回に引き続き、今日もD・カーネギー著、「人を動かす」からの考察とメモです。
今日は、「人に好かれる六原則」の「 原則3:名前を覚える」という項目です。
■人間にとって名前とは
人間にとって自分の名前は、特別なものです。
自分と他人とを区別するものであると同時に、自分の分身みたいなものだからです。
D・カーネギーはこの章のなかで、名前を覚えることをこう結論付けています。
人間は他人の名前などいっこうに気にとめないが、自分の名前になると大いに関心を持つものだということを、ジム・ファーレーは早くから知っていた。
P105
なるほど。
当たり前のようですが、自分の名前は他人の名前より重要だということですね。
■人の名前を価値に変える
鉄鋼王のアンドリュー・カーネギーの話で、以下のような話があります。
まだスコットランドにいた少年時代の話だが、ある日、彼は、ウザギをつかまえた。ところが、そのウサギは腹に子を持っていて、まもなくたくさんの子ウサギが小屋にいっぱいになった。すると、えさが足りない。だが、彼にはすばらしい考えがあった。近所の子供たちに、ウサギのえさになる草をたくさん取ってきたら、その子の名を、子ウサギにつけるといったのである。
この計画はみごと当たった。カーネギーはそのときのことを決して忘れなかった。
P107
少年時代のアンドリュー・カーネギーはこの話の中で、一銭もお金を出すことなくウサギのえさを手に入れています。
これは、自分の名前をうさぎにつけることで、自分の名前が重要なものであるという満足感を満たす人間の心理をうまく使ったわけですね。
これは、現代にも通用するものです。人の名前のついた施設や場所、さまざまなものに応用されていますね。
■名前を覚えることがコミュニケーションの基本
フランクリン・ルーズヴェルトは、人に好かれるいちばん簡単で、わかりきった、しかもいちばんたいせつな方法は、相手の名前を覚え、相手に重要感を持たせることだということを知っていたのである。
P113
人とのコミュニケーションを円滑にするには、人の名前をを覚えること。これは基本中の基本ですが、そこから一歩踏み込んで、自分が相手の名前を大切に扱っていることを理解してもらうことが重要だということになるのですね。
それでは、今日のまとめです。
- 人間は自分の名前に大いに関心がある。
- 人間は自分の名前を重要視してほしいものである
- 名前を覚えることがコミュニケーションの基本
■関連リンク
- 人を動かす まとめ
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