【人に好かれる六原則】 原則4:聞き手にまわる

 今日はアナログもの。

 前回に引き続き、今日もD・カーネギー著、「人を動かす」からの考察とメモです。
 今日は、「人に好かれる六原則」の「 原則4:聞き手にまわる」という項目です。

■話し上手になるためには

 コミュニケーションをする上で、「会話」という行為は、どうしてもさけられないことであると言ってもいいでしょう。
 「話し方入門」という本では、主に自分が発言する立場(スピーチやプレゼン等)で書かれた本ですが、今回の章では、コミュニケーションを重視した上での「話し方」になります。

 D・カーネギーはこの章の中でコミュニケーションをとる会話の中で、最も重要なことは「聞き上手になること」だと結論付けています。

 話し上手になりたければ、聞き上手になることだ。興味を持たせるためには、まず、こちらが興味をもたねばならない。
 P128



 自分の意思を相手に伝え理解してもらうよりも、相手の話すことに興味を持たなければならないと言っています。

■聞き上手になる

 では、それはどういった理由からでしょうか。

 話し上手とは、おどろいた。あのとき、わたしは、ほとんど何もしゃべらなかったのである。しゃべろうにも、植物学に関してはまったくの無知で、話題を変えでもしないかぎり、わたしには話す材料がなかったのだ。もっとも、しゃべるかわりに、聞くことだけは、たしかに一心になって聞いた。心からおもしろいと思って聞いていた。それが、相手にわかったのだ。したがって、相手はうれしくなったのである。こういう聞き方は、わたしたちがだれにでも与えることのできる最高の讃辞なのである。
 P117



 自分が一方的に聞いているだけなのに、話し上手だという評価を得た話を例に挙げています。
 これは、自分が聞き役に徹することによって、相手の満足感を満たし、快いものにしたことが最大の原因のようです。
 では、これはどういったことからくるものなのでしょうか。以下の引用を読んでいただければ、人間の心理が理解できると思います。

 ただ、心の重荷をおろさせてくれる人、親身になって聞いてくれる人がほしかったにすぎない。心に悩みがあるときは、だれでもそうだ。腹を立てている客、不平を抱いている雇い主、傷心の友など、みな聞き手を欲しがっているのである。
 P127



「世間には、自分の話を聞いてもらいたいばかりに、医者を呼ぶ患者が大勢いる」。
 P126

■相手の話を聞いているときには

 では、自分が聞き手にまわっている時にどういったことに気をつければいいのでしょうか。

 相手が喜んで答えるような質問をすることだ。相手自身のことや、得意にしていることを話させるように仕むけるのだ。
 P128-129



 すなわち相手が話しやすい状態を作り上げることが大事になるのですね。

 では、今日のまとめです。

  • 話上手になるにはまず聞き上手になること
  • 人間は誰でも聞き役を欲しがっている
  • 相手が話しやすい状態を作ること

■関連リンク

人を動かす 新装版
人を動かす 新装版

posted with amazlet on 07.05.03
デール カーネギー Dale Carnegie 山口 博
創元社 (1999/10)
売り上げランキング: 105
おすすめ度の平均: 5.0

5 新年度に買うには最適な本
5 一応レビュアーとしての仁義
5 動かされた

スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク