【人を説得する十二原則】 原則4:おだやかに話す

 今日はアナログもの。

 前回に引き続き、今日もD・カーネギー著、「人を動かす」からの考察とメモです。
 今日は、「人を説得する十二原則」の「原則4:おだやかに話す」という項目です

■おだやかに話す

 腹が立った時に、相手を思いっきりやっつければ、胸がすくとおもいます。
 しかし、やっつけられたほうは同じように胸がすくでしょうか。逆に気持ちよくこちらの言う通りに動いてくれるでしょうか。
 であれば、いくらこちらが腹を立てていても、相手に対しておだやかに話をしたほうが得策ではないでしょうか。
 D・カーネギーは以下のように「おだやかに話す」ことを以下のように結論づけています。

 一滴の蜜のほうが、バケツいっぱいの苦汁よりもたくさんの蠅をとらえることができる。
 P203



 上記の文章は比喩的表現ではありますが、おだやかに話すことの利点をうまく表現しています。

■北風と太陽

 次の文章は、私たちも小さい頃に聞いたことのある「北風と太陽」のお話です。
 この章のなかで、「おだやかに話す」事の例え話として登場しますが、まさしく「おだやかに話す」ということはこういうことなのではないでしょうか。

 わたしは子供のころ、ミズーリ州の片いなかの小学校に通っていた。その当時、太陽と北風が腕くらべをする寓話を読んだことがある。北風が「ぼくのほうが強いに決まっている。あそこにオーバーを着た老人がいるだろう。ぼくは君よりも早く、あの老人からオーバーを取ってみせる」といばった。
 太陽は、しばらく雲のうしろにかくれた。北風は勢い吹いた。だが、北風が吹けば吹くほど、老人はますますしっかりとオーバーで体を包んだ。
 北風は精根つきて、吹きやんでしまった。そこで太陽は、雲間から顔を出し、老人にやさしくほほえみかけた。しばらくすると、老人は額の汗をふいてオーバーを脱いだ。太陽は、やさしい親切なやりかたは、どんな場合でも、激しい力ずくのやり方より、はるかに効果のあるものだと北風にさとした。
 P203



 上の物語は、以下のようにまとめることができます。

 相手の心が反抗と憎悪に満ちているときは、いかに理をつくしても説得することはできない。
 P196



 しかし、やさしい打ちとけた態度で話しあえば、相手の心を変えることもできる。
 P196


 であれば、私たちは「北風と太陽」の太陽のように人と接することが重要なのではないでしょうか。

 では、今日のまとめです。

  • おだやかに話す
  • 「北風と太陽」の太陽のように人に接する

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