【人を説得する十二原則】 原則9:同情を持つ

 今日はアナログもの。

 前回に引き続き、今日もD・カーネギー著、「人を動かす」からの考察とメモです。
 今日は、「人を説得する十二原則」の「原則9:同情を持つ」という項目です

■相手の考えや希望に対して同情を持つ

 私たちは他の人と意見が食い違ったりして、相手から悪い感情を持たれることがあります。
 こういった場合、私たちは相手を説得しようとしますが、それはなかなかうまくいきません。
 相手がこちらに対して悪感情をもっているときは、相手の立場になり、同情することだと、D・カーネギーはこの章で述べています。

 われわれが交渉を持つ相手の四分の三は、みな同情に飢えている。それを与えてやるのだ。好かれることは請けあいである。
 P237



 食い違った意見を修正する前に、相手の立場になり、その立場に同情することによって事態は変わるというわけです。

■同情することにより悪感情は消える

 口論や悪感情を消滅させ、相手に善意を持たせて、あなたのいうことを、おとなしく聞かせる魔法の文句を披露しようーー
「あなたがそう思うのは、もっともです。もしわたしがあなただったら、やはり、そう思うでしょう」。こういって話をはじめるのだ。
 P236



 上記のような言葉は相手の心を開きます。
 こうやって相手に同情をすることで、相手もこちらに同情しようという気持ちが起こってきます。
 すなわち、相手の立場を尊重することによって、相手もこちらの立場を尊重するようになるわけです。
 これは、相手がこちらに持っている敵対心を緩和させる作用があるということです。
 私たちはみな、自分の意見を相手に押しつけようとしがちですが、それは相手も同じことです。
 であれば、まずは根底の部分で相手と理解する必要があるでしょう。
 相手に同情するということは、相手の立場を心から理解することであり、そうすれば相手もこちらを理解しようとします。
 お互い理解した上での意見のやり取りは、コミニュケーションをスムーズにしてくれます。
 まずは、相手を同情することからはじめるとよいでしょう。

 では、今日のまとめです。

  • 相手の立場になり同情することによって悪感情は消える

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